写真販売サイトで閲覧数を伸ばすには閲覧者のニーズに応えられる写真をバリエーション豊かにアップロードしておくことが必要になります。
その指標としてサイトにアップされていて販売数が多いテーマや表現の写真を確認することがポイントです。
ピクスタでは2020年を振り返ってその指標となるテーマや表現のトレンドを予測した「Creative Trend 2021」 が発表されました。
こちらでは予想されたトレンドについてご紹介しましょう。
トレンドテーマ
◼平成スローバック
90年代後半から00年代のミレニアム世代の流行を覆わせるパワフルさが求められています。
カラフルでポップな色彩、エネルギッシュで生命力と情熱に溢れたモチーフが被写体だけでなく、背景やグラフィックにも。
◼身近な非日常
密を避けられるひとりキャンプ、開放感あるバーベキューやピクニック、良い食材を取り寄せたちょっと豪華なホームパーティー。
休日だけでなく仕事や住まいに関してもコロナ禍を思わせる日常の一コマ。
◼日常の中の多様性
性に対する多様性が社会に浸透してきました。それをより日常の中の当たり前として受け入れる準備が整ってきたため、「特別ではない」ビジュアルが求められています。
◼信念の表明
貢献や共感、信頼が社会の中で求められています。大切にしていることや守りたいものも小さくても声を上げれば仲間が集い、社会を変える力になることが分かってきました。
そうした社会を動かす向き合い方のビジュアルが求められています。
表現トレンド
◼ビビットでカラフル
コロナ禍で押さえつけられた人々の求める物は、明るく鮮やかな色彩。
シックに落ち着いたモノトーンよりもパワフルな色が写真販売サイトの閲覧者を惹きつけるでしょう
◼ボタニカルの気配
カラフルでパワフルなものが求められる一方で、コロナ禍で閉じられた世界を生きるため、少しでも自然に触れたいという気持ちが湧いてきます。
求めるのは草木の影を忍ばせ、ナチュラルなみずみずしさを感じさせる表現です。
◼頑張りすぎないゆるさ
外出自粛期間中おうち時間がふえたため、ありのままの素の姿を表現することが求められています。
撮影機材もファッションも背景も肩肘張らないゆるさです。
◼立体感
グラフィックの世界になりますが、平坦な表現から飛び出す立体感を取り入れた表現が求められています。
分かりやすく人の目をひく躍動感のある立体感。
◼大胆なデフォルメ
シンプルでミニマルなものが浸透してきている中求められるのはインパクトのあるデフォルメの表現。
強調したい部分を思い切りよくレタッチしてみましょう。
いかがでしたか。このトレンド予想を踏まえて写真販売サイトにアップする画像・作品を創り上げていきましょう。
2021年トレンド予想
Creative Trend 2021:https://pixta.jp/creative-trend/2021より引用