上空から見下ろす街並みや海、山々は、地上からでは味わえない特別なアングル。航空写真には、まるで自分が空を飛んでいるような開放感と、景色をダイナミックに見せる魅力があります。
写真販売サイトでも、旅行先の絶景や都市の俯瞰写真は目を引きやすいジャンルです。
そんな、飛行機やヘリコプター、そしてドローンを使って航空写真を撮る際のポイントをご紹介します。
窓際の席を確保しよう
旅客機から撮影する場合、まず大切なのが窓側の席を選ぶこと。翼が画面に大きく入るのを避けたいなら、翼より前方または後方の座席がおススメです。
予約時に座席表を確認しておくとよいでしょう。
ただし、安全上の理由から撮影機器の使用が制限される時間帯もあります。必ず航空会社や乗務員の案内に従ってください。
窓への映り込みを防ぐ
機内からの撮影で悩みやすいのが、窓ガラスへの反射です。機内の照明や自分の服が写り込むと、せっかくの絶景が台無しになってしまいます。レンズをできるだけ窓に近づけ、暗めの服を着ると反射を抑えやすくなるでしょう。
窓に強くレンズを押し付けると振動の影響を受けるため、少し距離を保つのがポイントです。
シャッタースピードは速めに設定
飛行機やヘリコプターは常に移動しているため、航空写真では手ブレや被写体ブレが起こりやすくなります。1/500秒以上を目安に、比較的速いシャッタースピードを意識しましょう。光量が少ない場合は、ISO感度を上げて調整します。
連写モードを使えば、雲の切れ間や街並みが美しく見える一瞬も捉えやすくなるはず。
ドローンなら真上からの構図も狙える
ドローン撮影の魅力は、飛行機では難しい低高度や真上からの撮影ができることです。海岸線、田畑、道路、建物などを真下から撮ると、地上では気付かなかった模様や形が浮かび上がります。
特に左右対称の構図や幾何学的なパターンは、写真販売サイトでも目を引きやすいでしょう。
また、少し斜め下を向けて撮影すれば、地上の景色と遠くの地平線を同時に写せるため、奥行きのある一枚になります。
広角レンズでスケール感を出す
広大な山並みや海岸線、都市全体を写したい場合は、広角レンズが活躍します。広い範囲を一枚に収めることで、高度感やスケールの大きさを表現できるはず。
一方、特徴的な建物や島、道路などを狙うなら標準~中望遠も便利です。販売用写真として複数のバリエーションを用意したい場合は、広角と少し寄った構図の両方を撮っておくとよいでしょう。
地平線を意識して構図を整える
航空写真では、空と地上のバランスが重要です。水平線や地平線が傾いていると不安定な印象になるため、カメラの水準器やグリッド表示を活用しましょう。
海岸線や道路、川などのラインを斜めに入れると、写真に奥行きや動きも生まれます。