行楽シーズンが続いています。
小さな子どもづれで動物園へおでかけするファミリーも多いでしょう。
動物園で春に生まれた動物の赤ちゃんのお披露目もどんどん始まっています。
写真販売サイトでもそうした赤ちゃんの画像や動物のなんだか憎めない姿が閲覧・購入されています。
夏休みを前に観光や集客の広告作成のための画像をというニーズもあるでしょう。
動物園に写真販売サイトにアップする写真を撮りに行きませんか。
邪魔な檻を除いて撮影
動物園で撮影していると邪魔に感じるのが檻でしょう。
動物と人間を隔てて守ってくれる存在ではありますが、動物の写真を撮影しようと思っているとどうしても邪魔になります。
檻を画面に入れないように撮るか、檻をぼかして見えなくするか撮影場所の状況によって見極めましょう。
檻をぼかすのであれば望遠レンズがオススメ。コンパクトデジカメの場合はズームで撮るとぼけやすくなります。
できるだけ檻から離れている動物を狙い、細めの柵をぼかして消しましょう。
背景に気を配る
檻をぼかしたり画面にいれないようにしたりしてスッキリと動物が撮れたと思いきや、動物の背景に人工物があるとせっかくの世界観が台無しに。
360度どこからでもみることができるような展示動物の場合、撮影者の反対側にいる人物が写真に写り込んでしまいます。
人物込みで撮影する場合は問題ないですが、動物だけを撮ろうと思ったら人が映らない上部に居る動物に焦点を当てると良いでしょう。
また、飼育員が出入りするドアの近くの動物が撮りたい場合など、どうしても人工物から動物が離れてくれない場合には思い切って顔のドアップを撮ると余計なものが入りません。
背景や構図に気を配って撮影するようにしましょう。
望遠レンズを使うと映り込む背景も少なくなります。
観察してベストショットを
動物たちは本当にこちらの意図通りには動いてくれません。
ベストショットが撮れるかどうかは運の要素が大きいでしょう。
動物園の写真を日々アップしているカメラマンはとにかく撮りたい動物をよく観察してベストショットを収めています。
特徴的な動きや面白い動きをしている動物、微妙な歩調の変化や仲間とのじゃれ合いなどを見せてくれる動物がじっと観察していると見えてきます。
同じ種類の動物でも面白い動きをしたり、カメラを意識したりしている個体が慣れるとわかってくるので、感覚とタイミングを逸しないようにシャッターチャンスを待ちましょう。