新成人の写真、とりわけ振り袖姿の女性の写真は写真販売でもニーズがあります。
モデルをお願いできるのであれば、より魅力的に撮影ができるように声をかけたりしたいものです。
成人式の写真を撮るときのコツをご紹介します。
振り袖でのポーズ
●基本の立ちポーズ
・背中を反らしすぎないよう背筋を伸ばす
・着物の左側の模様をカメラに見せるイメージで斜めに立つ
・内股にし、カメラ側の足を少し引いて親指に重心をのせる
・手をなるべく袖で隠す
●袖口を狩る蜘蛛って振り袖の模様を見せるポーズ
・首を少しかしげる
●座ったポーズ
・背筋が自然にのびるようにイスには浅く腰掛ける
・腰をそらしすぎないようにしながら胸をはる
・内股にし、片足を少し引く
●見返り美人ポーズ
・体を少し斜めにし、帯の美しさを際立たせる
・背筋をのばす
表情
基本はほほえむくらいのおしとやかな表情。
歯はみせません。
アゴをひいてにこやかな表情を浮かべましょう。
少し首をかしげると初々しさが出ます。
被写体が笑顔になれるようにお互い楽しく声をかけながら撮影しましょう。
写真撮影ののポイント
●向きアングル
上半身や顔周りのアップを撮る場合、カメラを斜めに構え、少し上から撮るようにしましょう。
モデルの方にはカメラの少し上に視線をもらうようにします。自然と目が大きく開く形になるからです。
●晴れた日は逆光で
前身写真はもちろん、上半身、顔のアップを撮る場合も天気が良ければ逆光で撮るようにします。
太陽の向きがわからないような雨、くもりの日であれば、明るい方に顔を向けて撮影しましょう。
屋根の下などで撮影する場合、顔が外を向いている状態で撮影すれば、顔が明るくなり、綺麗な写真が撮れます。
●小物を上手に使う
華やかな髪飾りは写真販売で売れる画像です。本人には見えにくいので見落としがちですが、一緒に写真に残しておくとモデルの方にも喜ばれるでしょう。
写真を撮影する際にショールをかけて撮るのもおすすめ。レフ板効果で顔が明るくなります。
但し、ショールをかけた写真ばかりだと着物の柄や首のラインが見えなくなってしまうので、腕にかけた写真もおさえておくといいでしょう。