日本人の心を引きつけてやまない桜。
いつ撮影しても感動を呼びますね。写真販売サイトでも多くのニーズがある桜の撮り方をご紹介します。
今回はしだれ桜にスポットを当ててみました。
枝を切り取る
ソメイヨシノより1週間ほど早く、淡いピンク色の花びらを咲かせるしだれ桜。
桜の枝が柳のようにしだれている桜の総称で、しなやかに垂れ下がる様子が風情を感じさせます。
和の雰囲気が合うシチュエーションで撮影すると面白い写真に仕上がる被写体です。
しだれ桜は枝が垂れている形が美しく、写真販売サイトでも映えます。
その綺麗にたれれている枝をの部分だけを切り取るのもよいでしょう。
下からのアングルで
美しく人の目を引く桜の中でも可憐な姿が魅力的なしだれ桜。
長くたれさがった枝いっぱいに咲いた花の美しさはフォトジェニックで、さまざまな撮り方ができます。
下から見上げるアングルひとつとっても、その背景やレンズで表情が変わります。
しだれ桜を見上げるアングルでは、空が背景になるでしょう。桜が映えるのは青空がベスト。
曇り空では桜が映えません。空が背景となることで気を付けておきたいのが画面が暗くならないこと。
プラス露出補正をベースに、たくさんシャッターを切ってみてください。
望遠レンズを利用してぼかす
地面近くまでたれさがった枝を見つけたら、その枝の中からきれいな咲き具合の部分を選びましょう。
桜をアップで撮る際には、きれいな花を見つけるのがポイントです。
よく見ると花びらが汚れていたり、欠けていたりすることがあるので、写真販売サイトでははじかれてしまうでしょう。
200mm前後の望遠レンズで手前の枝や背後の枝をぼかすと柔らかな雰囲気の写真が撮れます。
ぐっと寄せてF値を開放、グリーンや黒い幹を背景にして玉ぼけさせるとまた違った印象になるでしょう。
望遠レンズは離れた場所にある桜も労せず撮影できるので、花見客がたくさんいるときや遠くに綺麗な桜を見つけた時に重宝します。
広角レンズを利用して迫力を出す
しだれ桜に近づいて撮影できる時には広角レンズを使って接写するのもおすすめです。
花の接写といえばマクロレンズを使用することが多いですが、しだれ桜のように比較的大きな木であれば、広角レンズで範囲を広く接写することで迫力が出せます。
広角レンズを利用して、下からのアングルで撮影すると、ダイナミックな印象で写真販売サイトでも映えるでしょう。
面白い構図をつくりたいときには魚眼レンズを使うとデフォルメが効くのでおすすめです。