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秋風にゆれるススキを撮る

秋風が少しずつ冬を運んでくる時期になってきました。
木々が色づき、写真撮影が楽しくなってくる時期です。
写真販売サイトで需要がある写真をたくさん撮りましょう。
今回は背景によってさまざまな表情をみせるススキを撮るテクニックをご紹介します。

軽く吹いている風になびく姿を撮る

ススキを撮る時はススキの穂が風になびいて同じ方向を向いた時を狙いましょう。
さわさわと秋風に同じ方向を向いて並んでいる姿はまるで天使の羽根のよう。
できればススキの重なりがない部分を選んで撮影します。
風がないときは穂があちこちを向いてしまうので、まとまりがなく自然なリズム感も生まれません。
構図としては、なびいている穂の方向に空間を空けるのが写真販売サイトでニーズのある写真になるでしょう。

背景を工夫して立体感と輝きを演出する

光源はサイドからの光や逆光がベスト。穂が光る位置から狙いましょう。
また、ススキの穂が白っぽいので背景は玉ボケが狙える暗めの場所を狙います。
もしくは濃い色であることがポイント。
濃い色を背景に光に照らされたススキは立体感が生まれ、輝きを感じさせる作品になります。
露出補正をマイナス気味にして、光の当たっているススキを強調させましょう。

ススキをオーディエンスに月を撮る

ススキ野に浮かぶ月を撮るのもドラマティックな作品に仕上がるでしょう。
画面の下に群集するススキを配置し、主役の月を演出させます。
同じ方向にススキが向いているのはもちろんおすすめですが、この構図であれば、風が止まったときにまとまりがなく、まるで月に手を伸ばしているようなまばらなススキがドラマを感じさせるでしょう。

風やススキの動きを見てシャッターチャンスを読む

ススキを撮る時は風を待ち、光の方向を読むこと。
シャッターチャンスは穂が同じ方向になびく時です。
太陽がススキのうしろにくるようにして強い光を加減したり、日没後の淡いオレンジ色を背景に数本のススキを入れたりして物語を演出しましょう。
秋のもの悲しい雰囲気を取り入れたい場合は沢山ススキをいれてしまうと空気感が崩れてしまうので、重なりがない部分を選んで撮影してみてください。
同じくねこじゃらしなどススキのように光るものも同様のテクニックで撮影してみましょう。
今までとはひと味違ったキラキラ光る秋の風景を撮影することができますよ。