お気に入りのフィギュアやプラモデル。時間と手間をかけて集めたり、塗装や改造を施した“推しアイテム”は、まさに愛情の結晶。せっかくなら、その魅力を写真でもしっかりと残したいですよね。
カメラ初心者の方でも簡単に実践できる、推しアイテム撮影の基本とコツを紹介します。
目次
1. 背景とライティングで世界観を演出
背景は“シンプル”が基本!
ごちゃついた背景ではアイテムが引き立ちません。無地の紙、布、黒背景などがオススメ。
推しのキャラや作品世界を意識した背景小物や撮影台を使うと、さらに雰囲気アップ!
光は自然光または斜めからのライトで立体感を
真上や真下の光は影が強く出すぎるため、斜め45度からの光でやさしい立体感を。
自然光が難しいときは、LEDライトやスマホ用撮影ライトでも代用可能です。
2. ポージングとアングルで魅せる
目線に合わせる or ローアングルで迫力を
フィギュアやプラモデルの顔の高さにカメラを合わせると、リアル感が倍増。
ガンダム系などは下からあおる構図で力強さを演出するのも◎。
ディテールにグッと寄る
お気に入りの塗装・装飾・表情など、細かいディテールに寄ったカットも撮っておくと、作品愛が伝わります。
3. スマホでもOK!設定でワンランク上へ
ポートレートモードやマクロ撮影を活用
最近のスマホには背景をぼかす機能がついています。
「F値」や「焦点距離」などが設定できるアプリを使うと、カメラっぽい仕上がりに!
三脚 or スタンドでブレ防止
とくに細部を撮るときは、少しのブレも目立ちます。安価なスマホスタンドでもOKなので、固定して撮影を。
4. 撮影後の編集もポイント
明るさ・コントラストの調整だけでも印象が激変
無料の写真加工アプリ(Snapseed、Lightroomなど)を使って、色味を調整しましょう。
青みを足すとSF感、暖色を足すとノスタルジックな雰囲気が出せます。
余分な背景やゴミはトリミング or 消去
机のホコリや背景の隅っこなど、気になるところはアプリで簡単に消去できます。
5. 世界に1枚の“推しフォト”にするために
自分だけのシーンを演出してみよう
背景をジオラマ風にしたり、他のキャラやアイテムと組み合わせて物語性を演出したり…。
「こんな場面あったかも」と思える1枚に仕上がると、SNS映えもバッチリ!
“愛が伝わる角度”を見つける
どこから見るのが一番カッコいい? 可愛い? 撮影しながら、**“推しのベストアングル”**を探すのも楽しみのひとつです。