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シャッタースピードでその瞬間を切り取る〜ブレない写真を撮るには〜

スポーツの試合や外で遊ぶ機会が多くなる季節です。
しかし動く被写体や外が明るすぎて暗くなってしまう屋内での写真を綺麗に撮るのは初心者には難易度が高いもの。
止まっている被写体や明るい場所に比べるとブレてしまうからです。
ではどうすればブレない写真が撮れるのでしょうか。
ブレる原因とブレなくピントの合った写真を撮るためのポイントについてご紹介します。

■写真が「ブレる」のはなぜ?

写真がブレる理由は、「被写体」が動くこと、「カメラを持つ手」が動くことなどがあります。
主なものが「被写体ブレ」と「手ブレ」です。

被写体が動くことによる「被写体ブレ」

シャッターを切った瞬間、被写体の動きが速いためにセンサーに残像を残して記憶され、被写体が流れたような写真になる「被写体ブレ」。
明るい場所でも子どもやペットが走ったり動いたりしているシーンではブレてしまいがちです。

カメラを持つ手が動くことによる「手ブレ」

撮影中にカメラを持つ手が動いてしまうことで起こる「手ブレ」。
シャッターを切った瞬間、カメラが動いて画像全体がブレてしまいます。
遠くのものを撮る場合や暗い場所で撮影する場合にブレてしまいがちです。
また、暗い場所では光量不足が原因でシャッタースピードが低速になり、写真がブレてしまうことも。

■ブレない写真を撮るには

前回、ブレなくピントの合った写真を撮るためのポイント、シャッタースピードについてご紹介しました。
ブレを解決するためにはシャッタースピードを速くするのがポイントです。
シャッタースピードを速くするためにはどのような方法があるでしょうか。

スポーツモードで撮る

被写体ブレを起こさないようにするには「スポーツモード」がおすすめです。
被写体が常に動くスポーツや、自動車のような乗り物の撮影に使えます。
自動的にシャッタースピードが速い設定になるモードで、被写体ブレのない止まった写真がとれるでしょう。

Tv(シャッタースピード優先)で撮る

シャッタースピードのことを理解していれば怖くないのがこの応用編のモード。
自分でーシャッタースピードの秒数を設定すればそれ以外はカメラが自動で調整してくれます。
子どもの運動会のかけっこなどで絶対にブレたくない場合、高速シャッタースピードに固定して撮影できるのです。
シャッタースピードの目安として、天気の良い日、屋外で子どもやペットが走っているところを撮るなら1/500秒以下、イルミネーションなど夜景を撮るなら1秒以上(手ブレ防止に三脚を用意)がよいでしょう。
被写体の動くスピードや撮影時の明るさなど条件にもよるので、適切なシャッタースピードを探すために練習することをおすすめします。

フラッシュ(スピードライト)を使う

暗いと光量を取り入れるためにシャッタースピードが遅くなります。
カメラのフラッシュを使えば、暗い場所での足りない光量を補うことができるでしょう。
シャッタースピードを速くすることができるので、ブレの発生を抑えることができます。
ただし、やみくもに使うとイメージと違う雰囲気に変わってしまうことがあるので要注意です。

ISO感度の設定を変える

「光に対する敏感さ」を数字で設定することができる「ISO感度」。
数字を高く設定すると暗い場所でも明るく撮影できます。
ISO感度を上げれば、シャッタースピードを速くすることが可能なので、ブレを抑えることができるのです。
三脚を使わずに手ブレもさせずに撮影したいという時におすすめですが、数字を高く設定しすぎるとノイズが気になる場合があります。
設定を変えてシャッタースピードをあげつつ撮影してみましょう。