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スポーツを楽しむ季節!シャッタースピードをうまく使ってその瞬間を切り取ろう!

スポーツの試合や外で遊ぶ機会が多くなる季節です。
しかし動く被写体や外が明るすぎて暗くなってしまう屋内での写真を綺麗に撮るのは初心者には難易度が高いもの。
止まっている被写体や明るい場所に比べるとブレてしまうからです。
ではどうすればブレない写真が撮れるのでしょうか。
ブレなくピントの合った写真を撮るためのポイント、シャッタースピードについてご紹介します。

■シャッタースピードと写真

シャッターボタンを押すと奥のセンサーに光があたり、その瞬間が写真として形になります。
写真を適切な明るさにするため、そのセンサーに光を当てる時間を調節する仕組みになっています。
「1/1000秒(0.001秒)」という目にも止まらない時間から、「1秒」といった少し長めの時間まで、状況により調節することで思ったような写真が撮れるのです。
この時間が「シャッタースピード」です。
シャッタースピードは、暗い場所では光を取り込むために長く(遅く)なり、晴れた明るい屋外では光がふんだんにあるのでシャッタースピードを速く設定します。

■シャッタースピードの変化

文字通りシャッターの速度を表す「シャッタースピード」。
シャッターを開く時間(秒数)をあらわし、1/60、1/125、1/250などと記されいます。
「1/60」は、「1/60秒間シャッターを開いてセンサーに光を取り込む」という意味です。
分母が大きいほどシャッターの速度が速く設定され、よりブレのない写真が撮れます。
1/1000秒以上となると、肉眼で取られられない決定的瞬間を写真に残すことが可能です。
逆に1/60以下のシャッタースピードは、「低速シャッター」と呼ばれ、写真にブレが出やすくなってしまいます。
低速シャッターで撮影する場合、三脚を使用すると良いでしょう。

■シャッタースピードで表現の幅を広げる

シャッタースピードの仕組みがわかるとそれを利用した面白い写真が撮れるようになります。
同じ水の写真をとった場合も、シャッタースピードが1/40秒の写真では水の流れが勢いを感じるように映りますが、1/3200秒だと弾けた水滴まで見え、まるで時間が止まったような写真に。
また、夜景で光の動きなどの軌道を映したい場合、「長時間露光」というテクニックを使いますが、こちらもシャッタースピードの特性を利用した撮影方法です。
非日常の世界を切り取ることもできるので、同じ状況でシャッタースピードの設定をいろいろと試しながら、シャッタースピードをマスターしましょう。