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F値ってなに?ボケ味のある写真が撮りたい!

スマホでも背景がボケて味のある写真が撮れる機種が登場してきましたね。
とはいえやはり綺麗なボケ味をだせるのは一眼です。
実は初心者でも簡単に背景をぼかした写真が撮れるのです。
ピント・ボケの具合を左右する「F値」についてご紹介します。

■F値とは

簡単にいうと、F値を小さく設定すればボケ感が強くなり、大きくすれば全体がよりくっきり写ります。
例えば、手前に女の子、奥に桜並木というロケーションの写真を撮るとします。
女の子を主役にして奥の桜並木をボカしたいときは、F値を小さくします。
写真販売で「女の子」の写真を欲しい人の注目を集める場合はこちらでしょう。
逆に、「春」「桜」の写真を欲しい人には全体をはっきりさせた写真が売れるでしょうから、F値を大きくします。
そうすると桜並木とそのロケーションの雰囲気が伝わる写真になるためです。

■F値で知っておきたいこと

一眼の Av(絞り優先)モードなら手軽にF値だけを設定して写真が撮れます。
雑誌に乗っているおしゃれなスナップ写真はうまく背景をボカしてモデルを際立たせているものが多いです。
Av(絞り優先)モードを使ってF値の調整を覚えれば、簡単に写真販売で使えるポートレートが撮れるでしょう。
また、F値を小さくすれば、レンズを通る光の量が多くなるので、明るい写真を撮ることができます。
大きくすればレンズを通る光の量が少なくなるので、明るい写真を撮るためにシャッタースピードに注意しましょう。
「暗い場所でも使える」ことを覚えておくことをおすすめします。

■Avモード(絞り優先)でF値を調整

ボケに関係するF値を自由に設定でき、それ以外は基本的にカメラ任せで撮ることができるAvモード。
F値の仕組みがわかっていればカメラ初心者にも簡単です。
キレイなボケ味のある写真を撮りたい場合はまずAvモードにしてみましょう。
背景をボケさせたい場合、手前のものにだけピントが合っていて、その奥や主役となるものの手前にはピントが合っていないという状態です。
逆に、全体がはっきり写っている写真は手前のものから奥の背景までピントが合っている状態。
どの範囲までピントを合わせ、どこまでボケさせるかの調整がF値の調整によって変えることができるのです。
ぜひAvモードでF値を調整しつついろいろなボケ味のある写真を撮ってみてください。