menu

写真販売システムを比較・検討するためのサイト
『写真販売システムランキング』

雪と樹木を撮るテクニック

凜と澄んだ空気感を感じる白銀の世界。絵本の挿絵のような落葉樹が美しく撮れるシーズンです。
写真販売サイトで思わず目を奪われるような写真を撮りたいですね。
日中の雪化粧をした樹木や星空をバックにした樹木を撮影するテクニックをご紹介します。

シャッターチャンス

冬の樹木がある景色はシンプルでねらいやすい被写体といえます。
樹木のそれぞれの種類や樹木が立っている環境によっても姿形がことなるでしょう。
面白い画としてねらうことができます。
実際に雪が降っている状態なのか、雪の積もり具合などによっても受ける印象は異なるもの。
同じ被写体をファインダーに捉えたとしても、違った絵柄として写真に納めることができるでしょう。
観察していて「いいな」と感じたときがシャッターチャンスです。

雪原のレフ板効果を活かす

雪の谷間から現れる巨木。雪の白さに映える、たくましくも美しい造形美を捉えます。
幹の周りの雪は日差しによってすっかり溶け、周囲に積もる雪と相反する温もりを感じさせてくれる樹木。
逆光気味の日差しが全景の雪面に反射している時、足元に広がる雪がレフ板代わりになってくれます。
こういった場合は雪原の美しさに負けない巨木のたくましい印象を表現するために、望遠ズームを利用し太い幹をクローズアップします。
毛細血管のように広がる細い枝が繊細さも表現してくれるでしょう。
ポイントは樹木全体を入れないことです。

形のよい冬の樹木を選ぶ

冬に最高のかたちで撮影することができる落葉した樹木の姿。うっすらと雪の残る陸に落葉した木々が集まっている情景はまるでおとぎ話のワンシーンのよう。
宵闇に包まれはじめた東の空、凜とした空気の中で冬の星々が見え始めてきます。
ファンタジックな冬らしい風景を狙うなら、まずは形のよい木立を全景にもってくることをです。
メインの被写体を決めたら、背景に星をちりばめた空が広がるのを待ちましょう。
日が落ちて1時間後には星が見え始めます。

雪化粧した樹木はプラス補正

降雪の悪天候でもタイミングがよければフォトジェニックなシーンの撮影が可能です。
もちろん吹雪が一段落したあとの樹木には、新雪が化粧のように木々を包み、白無垢のような美しい姿を見せてくれます。
吹雪のあとで霧が立ちこめ、幻想的で妖艶な雰囲気も漂うような場面です。
こうしたシーンに出会ったときにはプラス補正で撮影するようにしましょう。
意図的に露出オーバー気味に撮影して、画面全体を明るく爽やかに仕上げるハイキー表現を心がけてください。