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桜を撮る〜夜桜〜

日本人の心を引きつけてやまない桜。
いつ撮影しても感動を呼びますね。写真販売サイトでも多くのニーズがある桜の撮り方をご紹介します。
今回は夜桜の撮影にスポットを当ててみました。

三脚を使う

夜桜の撮影では、三脚の有無が作品のクオリティを決めると言っても過言ではありません。
夜の撮影で失敗例が多いのは手ぶれが原因であることが多く、カメラを固定できるかどうかが成功のカギとなるのです。
周囲が暗いとシャッタースピードが遅くなります。そのため昼間と同じように構えてもブレやすいのです。
三脚がない場合は、手すりにひじをついたり、幹に身体を押しつけたりして身体を固定しましょう。

ISO感度をあげる

カメラが感じられる光の量を数値化したISO感度。
数値が高いほど光の感じ方が上がり、暗い場所でも撮影しやすくなります。
夜桜を撮影する場合はISO感度を800〜1600くらいにあげてみてください。
ただし、ノイズは抑えられますが画質が粗くなるので、自分自身の作品に求める質とのバランス調整が必要になります。
風が強く桜が揺れる時もISO感度を上げてブレをおさえましょう。

ホワイトバランスを調整

ライトアップされている夜桜は、複数の光源によるミックス光が多いものです。
桜の花は白飛びしてしまうのでホワイトバランスの調整が難しくなります。
まずはオートで撮影し、自分のイメージに合う設定に変更、1枚撮ったら液晶モニタで露出確認、さらに調整とこまめな補正をして夜の暗い背景に浮かび上がる桜を美しく表現しましょう。

撮りたい夜桜を選ぶ

写真販売サイトで映える写真を撮るには味のある夜桜を撮影しなければいけません。
これだと思うシチュエーションや狙い目の夜桜を選んで撮影するようにしましょう。
●物語性のある枝ぶりの木を選ぶ
桜の幹は黒く、写真にすると見た目以上の存在感が出ます。
大切なのは桜の枝ぶりに注目すること。形の良い幹や枝を選び、自分が面白いと思う形を楽しみながらファインダーに納めましょう。
物語性のある場面を切り取ることができれば、よい作品に仕上がります。
●1本の夜桜全体を撮る
1本の夜桜の全体を撮る場合、力のある桜を見つけて撮ることが大切です。
有名な桜の木はそれひとつで十分に力のある被写体。
力のある夜桜は中途半端な画角で切らずに全体を大きく入れて撮りましょう。
●桜で観光名所に季節感を添える
お城や橋などベタですがライトアップされた観光名所はそれじたい写真販売サイトで売れる被写体として力を持っています。
しかし、そのまま撮るとありきたりな観光写真。
そこに桜を主役として周囲に配置すると季節感が生まれ、この時期だけの作品として作品検索にヒットするでしょう。
●都会の町並みと夜桜を合わせる
街中でもライトアップされた桜を見つける機会があります。
工夫の効いた街路樹の夜桜と近未来感を感じさせる街の夜景とのマッチング。
ミックスモダンな雰囲気を感じさせる作品に仕上がるでしょう。
●水面に映る夜桜を撮る
川や湖、お城の堀などにライトアップされた夜桜が水面に反射する様子。
そのシンメトリーが幻想的な雰囲気を演出します。
特に城跡は桜の名所が多いので、掘りに写り込む桜を狙いたいところです。
●星空と夜桜を合わせる
ライトアップされた夜桜以外の光源が少なく、光害が少ないロケーションであれば、星空を夜桜と合わせて撮ることができるでしょう。
桜を主役にするか、星空を主役にするか迷ってしまうので、仕上がりのイメージを固めて撮影にのぞんでください。
天の川のように存在感のある星空とマッチングできれば素敵ですね。