外出自粛期間が解除され、開放的な空間に飛び出したい気分になります。
そんなときはカメラを抱えて高原にでかけませんか。開放的な空間でアウトドアアクティビティを楽しむのもいいでしょう。
四季を通じて被写体に困ることはないカメラマンに人気の高原を訪れて、写真販売サイトで閲覧数の高い画像とご自身の画像を比べてみるのも勉強になりますよ。
夏の高原撮影におすすめのシーン
平地では観られない美しい景色に出会える高原。自然の中に入り、カメラ持参でトレイルコースやプチ登山コースを巡りながら撮影ポイントを探して歩くのも楽しいものです。
大自然の真ん中にある風景を写真にとどめ、高原だからこそ撮れる作品を残しましょう。
そんな高原では早朝の霧の風景や貴重な植物、朝日や夕日、日中の爽やかな高原の風景など豊富な被写体に溢れています。
特におすすめなのが早朝や夕方のシーン。ドラマチックな瞬間に出会えるので、カメラマンにも人気です。
ドラマチックな瞬間の撮影ポイント
・方角をチェックする
高原の見晴らしのいい場所では、そこがどの方角に開けているのかを確認しましょう。
夜明けの朝日、夕暮れの夕日を撮影できるかどうかをチェックしておくのがポイントです。
よりドラマチックなシーンを演出するために、地上にある木々や山並みのシルエットをうまく活用しましょう。
画面の中でアクセントになるようにフレーミング。朝日や夕日と共に撮影します。
・ぼかさず霧の雰囲気をだす
朝靄や夕靄は高原のドラマチックなシーンを撮影するにはもってこいの演出。
高原ではシラカバ林などの雰囲気のある場所があるので、そういった植物と朝や夕方の霧を捉えて撮影してみましょう。
霧でけぶる高原はとても美しく幻想的です。
霧の風景を撮影するポイントはぼかさないこと。ぼかして撮影してしまうと霧らしい雰囲気がでません。
絞りF値を上げ絞り込んでぼける部分がないように撮影しましょう。
・霧が白トビしないよう露出補正を
霧や靄が立ちこめる早朝の高原。気温が上がり始めると消えてしまうので、早朝の霧は太陽が上がる前に見つけ次第で確実に撮影するようにしましょう。
注意したいのは霧の白トビ。露出補正で加減をしながら、霞んだ遠景や近景などと組み合わせて、物語性のあるワンシーンを切り取りましょう。