敬老の日が近づいています。敬老の日には保育施設に年配の方が訪れたり、老人福祉施設に園児たちが訪問したりして交流会を行っています。
普段接する機会が少ない高齢の方との触れ合いで子どもたちもいつもとは違う表情を見せることがあります。
また、高齢者の方も保育士や保護者とは違った目線で子どもたちを見守るため普段と違う穏やかな表情を見せてくれるでしょう。
そういった非日常で得られる表情を切り取ってみるのはいかがでしょうか。
高齢者と園児の交流を図る狙い
「敬老の日」という言葉の通り、ご年配の方に感謝し敬うことをご年配の方との交流で育むことを保育のねらいとしています。
協調性や相手のことを思いやる力を養うこと、子どもたちが交流会で昔ながらの遊びや文化にふれることで楽しみながら異世代交流を行うことで子どもたちの精神的な成長を促すのです。
写真販売サイトでも高齢者と乳幼児のほほえましい雰囲気の写真はニーズがあるためストーリーを考えながら撮影するとよいでしょう。
高齢者と園児が多なっている敬老の日での交流内容
コロナ禍でプレゼントを作成して贈るだけにするということが続いていましたが、3年ぶりに交流会を復活させている保育施設や福祉施設もあります。
歌や踊りの披露
運動会で踊った元気を振りまくダンスや、昔からの動揺をご年配の方と一緒に歌うなどはシャッターチャンスがたくさん訪れます。
一生懸命披露する園児たちや園児を見つめる高齢者の表情を撮影しましょう。
むかしながらのおもちゃで遊ぶ
お手玉や福笑い、コマ回しや竹とんぼなど、高齢者の方がなじみのあるむかしなつかしいおもちゃで遊ぶと、園児たちも目を輝かせて喜ぶでしょう。
自分たちがなかなかできないことを、ご年配の方が上手にこなしていると尊敬の眼差しでみつめるはずです。
そういった一瞬の表情をうまく切り取ってください。
お手玉やコマ回しなどそれぞれで集まって行うため、アングルが難しいでしょう。
交流会参加者の妨げにならないよううまく移動して撮影するようにしてください。
手遊びやリズム遊び
昔から知られているおなじみの動揺や音楽にオリジナルの振り付けをして高齢者の方と一緒に踊ったり遊んだりしている姿を撮影します。
座ったまま上半身だけをつかって行う手遊びはもちろん、「はないちもんめ」や「ジャンケン列車」など体に負担のかからない程度の遊びであれば、より子どもたちや年配の方のいつもとは違う表情が見られるでしょう。
遊びを通して、園児と高齢者の話すきっかけになりますし、普段一緒に話さないお友達との交流も図れるかもしれません。
そのときにまたいつもと違う表情が撮れる可能性があるため、周囲の様子や会話にしっかりとアンテナを張っておきましょう。
