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夏らしい光景を撮影する~雲~

2020月の春は新型ウイルスの影響で外出自粛を余技なくされ、あっという間に夏の陽気になってきました。
外出自粛が解除されたら思いっきり撮影にでかけられるように、撮影テクニックを勉強しておきましょう。
今も窓から望めるもくもくと沸き立つ夏の空に現れる雲を撮影してはいかがでしょうか。

■マイナス補正で立体感を
夏らしい光景として立体感のある夏雲を撮影するにはテクニックが必要です。
通常は白い雲を撮る場合、露出補正をプラスにします。
しかし、夏らしい雲、その表情を撮影するためには、李大観を出すために明るくしすぎないよう注意しましょう。
雲が真っ白にならないようにやや暗め、ボリューム感を表現することを意識して仕上げるため、マイナス補でファインダーにとらえます。

■雲の白さを強調する
時間の経過とともに刻々とその姿を変えていく夏の雲。
コレと思った画をとらえたら、できるだけ素早く撮影しましょう。
夏らしいさわやかさを引き出すために雲の白さを強調したいものです。
そういった場合、空の色を濃く表現すると雲の白さが際立つ夏らしいコントラストの強い写真に仕上げることができます。
空の色を濃く表現するには「PLフィルター」を使うとよいでしょう。
「PLフィルター」とはPolarized Light(偏光)フィルターの略で、偏光膜を利用したレンズフィルターです。
2枚のガラスの間に偏光膜をサンドしたような構造になっています。
一般的には偏光膜の向きを回転させるための回転枠構造です。
「PLフィルター」を使用する場合には巡行気味の光線状態で撮影するのがポイント。
逆光時には「PLフィルター」の効果が弱くなるためです。

■夕暮れの雲の表情を引き出す
夏は天候が急変して雷雨となる場合があります。雷雨となった場合には安全確保のために退避することが大前提です。
しかし、夕暮れの天候が崩れ始めたロケーションは、迫力のある雲が空に立ち込めます。
地上の景色とともに立ち込めた雲の表情をとらえましょう。
露出をややアンダーにすると理想の雲の表情を引き出すことが可能です。