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曇天模様もアート作品に〜一眼レフ撮影テク1〜

写真販売のための撮影にでかけたものの、空は今にも雨が降り出しそうな曇天模様。
旅先であればどうしようもないですが、曇の日には曇の日の晴天に負けない作品が撮れるテクニックがあるのです。
曇天模様をアート作品にするテクニックをご紹介します。

曇天模様でも工夫で魅力を引き出せる

写真撮影をする上で重要なポイントとなる天気、天候。
撮影旅行などの旅先で晴れるに越したことはないですよね。
しかし、どうしても曇りの日や雨の日に当たってしまうことはあります。
写真として残す上では晴天の日の方が美しいと一般的にはされていますが、少しの工夫で晴天の日に劣らない曇天や雨天の魅力を存分に表現した作品を創り上げることができます。

曇天模様でもあきらめない

せっかくの撮影旅行で写真販売に使える作品をたくさん収めるチャンスに曇や雨の天気であれば、残念な気持ちになるでしょう。
ですが、天気が悪くても悪天候ならではの撮影のチャンスが潜んでいるのです。
悪天候だから、画にならないから、と思わず外に出て被写体を探しましょう。
曇天模様だからこそ新たな視点で写真撮影に臨むことができると気持ちを切り替えてチャンスを逃さないでください。

曇天模様はモノクロが効果的

光が少ない曇天模様の撮影。暗いので被写体の色を鮮やかに表現するのは難しいでしょう。
色彩豊かな写真を撮りたいところですが、曇天模様ならではの質感を表現するために「モノクロ撮影」がおすすめです。
白と黒のみで表現する写真は一見味気なく感じますが、質感に芸術性が出て、カラーで撮影したときよりもスタイリッシュなアート作品へと仕上がります。
もともと曇天模様は空がモノクロです。そのため建物などの色が不自然に際立ってしまいます。
そこを逆手にとってモノクロで表現するのです。今までと違った作品となるので、撮影が楽しくなるでしょう。

撮影テクニックで雰囲気を伝える

「モノクロ撮影」と同時に使いたい効果的な撮影テクニックが「スローシャッター」。
シャッタースピードをあえて落として曇天模様に光の量が少ないことを上手に利用しするのです。
旅先の街角スナップなどには特に効果的。
動いている人や車だけがブレ、生活感や空気感を演出することができます。
その場の雰囲気を伝えるテクニックとしておすすめです。
効果的な被写体はたくさんの動くもの。例えば「道路を行き交う車」や「交差点を行き交う人」です。
ポイントは被写体が多いほどその場の空気感を出せることと、建物やオブジェを背景にもってくること。
動く被写体が際立ち作品が魅力的になります。

背景はブラさない

背景は大切で、空や海のような背景だと動く被写体を際立たせることができません。
単調な景色では作品が中途半端になってしまいます。
そして背景をブラさないようにします。被写体がぶれていて、背景もブレてしまっては写真全体がブレて残念な作品になってしまうからです。
スローシャッターですが、シャッタースピードは下げすぎずに1/10秒~1/20秒が理想的でしょう。
背景はしっかり止めるようにします。