menu

写真販売システムを比較・検討するためのサイト
『写真販売システムランキング』

この時期だけの早春の花を撮りに出かけよう

1年のうちで一番寒いこの時期は空気が澄んでいて空がきれいですね。
空や太陽、星などの撮影に適しているのでついつい上を見てばかりです。
忘れてはいけないのが間違いなく春が近づいてきているということ。
この時期だけの早春の花を取り逃がさないようにしましょう。
季節を感じさせる花の写真は写真販売サイトでもよくダウンロードされています。

■ウメの花の撮影のポイント

1〜3月にかけて開花するウメの花。しかし、高温や適湿・多照の年は開花時期が早まると言われています。
特に今年は暖冬だったので、早いところではもう満開の所もあるでしょう。
目線よりも低い枝を選ぶのが、枝先の花を撮影するときのポイントです。
目線よりも高い枝を見上げるように撮ると、枝に沿って撮ることしかできません。
そうすると枝全体にピントが合ってしまい、雑然とした印象の写真になってしまいます。

■枝先の花をメインとして強調する

ウメの花は枝先よりも根元に近いほど花がたくさんついています。
写真を撮影する際にはついついそちらにレンズを向けがち。
しかし、画面の中を枝が横切ったりすると花と同じくらい枝が目立ってしまいます。
ポイントは枝先についている花をねらうこと。花数は少なくても枝先に花が咲いているものを選びましょう。
ピント調節によって花がたくさん咲いている雰囲気を伝えるように表現します。
枝先のメインとなる花ではなく、前後のボケで表現すると、写真販売サイトで目に止まる作品に仕上がるでしょう。

■より花を強調するために枝にレンズ沿わせる

枝先に写真に納めたくなるようなウメの花をみつけることができたら、枝に沿うようにレンズを向けてみましょう。
枝に対して横からでももちろん良いのですが、よりメインのウメの花だけを強調したいのであれば枝に沿わせるのがポイントです。
枝に沿わせるレンズの向け方をマスターできたら、構図のバリエーションが格段に増えます。
先端の花だけでなく、枝の中間の花やつぼみにピントを合わせても、枝や前後の被写体にピントが合わなくなるためです。

■背景の「色」も意識する

ウメの花をクローズアップして撮る場合、背景に入る「色」も意識したいところです。
ちょっと左右に動くだけで簡単に背景を変えることができるクローズアップ。
ウメの柵時期は背景に地味な色が多くなるので、常緑樹などのグリーンを入れると華やかに演出することができます。
少しだけ明るめの露出にすると爽やかな印象に仕上がるので、ぜひ少しずつ露出を変化させて早春の雰囲気が感じられる作品にできるよう試してみてください。