写真販売サイトで閲覧数を伸ばすには閲覧者のニーズに応えられる写真をバリエーション豊かにアップロードしておくことが必要になります。
その指標としてサイトにアップされていて販売数が多いテーマや表現の写真を確認することがポイントです。
ピクスタでは2020年を振り返ってその指標となるテーマや表現のトレンドを予測した「Creative Trend 2021」 が発表されました。
Creative Trend
社会背景と写真やイラストのビジュアルトレンドから次の年に求められるテーマとビジュアル表現を分析、考察した「Creative Trend」。
日本最大級の写真販売サイトであるピクスタでは日本で購入された写真屋イラストの傾向、検索キーワードを元にして分析しています。
直近3年間の検索キーワードの変化や上昇率、ビジュアルの移り変わりから、これから日本で寄り求められるであろうテーマ、ビジュアル表現について考察した物が発表されています。
2020年は世界中が新型コロナウイルスの猛威に晒された一年となりました。例年とは異なるビジュアルにニーズが高まり、新たな価値観が生まれたことから2021年トレンド予測につながっています。
2020年の振り返り
新型コロナウイルス感染拡大という世界的パンデミックがビジュアルニーズにも大きな変化をもたらした2020年。
テレワークの需要が明らかに高まったビジネスシーン。テレビ会議のシーンがオンライン会議として当たり前に行われるようになり、それぞれがそれぞれの場所からオンラインで集うというビジネススタイルが写真販売サイトでも最大のニーズとなりました。
ビジネスシーンだけでなく、ライフスタイルにも変化が。春や秋・冬に需要のあった「マスク」が風邪や花粉症などの体調不良ではなく「日常」を表現する物として閲覧数が増えました。
また、「正しい手洗い」「アルコール消毒」「ソーシャルディスタンス」などの新しい生活様式が強くニーズに反映されていたことが2020年の販売・閲覧数を見るとわかります。
次回は「Creative Trend 2021」 を詳しく見ていきましょう。