夜景の中でも星空の写真は特に人気を集めるジャンルになります。
空一面の星空写真や天の川を写した写真はとても人気で、SNSでも写真販売サイトでもとにかくよく閲覧されています。
それだけ星空の写真が人の心を動かすほど美しいのです。
今回は実際に星空撮影する際の設定などのコツをご紹介しましょう。
カメラのモード
カメラのモードは「バルブ(B)」もしくは「シャッタースピード優先(Tv)」にしておきます。
カメラボディの上部にあるモードダイヤルを使用してさまざまなモードに切り替えていきましょう。
これらのモードは自信で露光時間を調整できます。
オートで星空撮影を行うことは難しいのです。
基本的にはバルブ撮影モードで対応。
ただし、バルブ撮影モードが搭載されていない一眼カメラであれば、シャッタースピード優先モードで対応します。
F値は低く設定
バルブ撮影モードが搭載されていない場合、絞り値(F値)をなるべく低く設定することが大切です。
星空撮影を行う環境は非常に暗いため、星からの光源をできる限り拾いたいところだからです。
一度に光を多く披露事が出来る低いF値を設定する様にしましょう。
手持ちのレンズの開放F値(最も低いF値)を設定するようにします。
ISO感度を上げる
暗い場所での撮影時に電子的に光を増幅させてくれるISO感度。
星空撮影の際にはできるだけ上げるようにしましょう。
ただし、ISOは上げるほど明るさを補助してくれますが、その分画像内にノイズを発生しやすくなります。
上げすぎていたとしても、ノイズか星なのかわからないという状況になりかねません。
星空撮影に行く前や撮影現場の環境に合わせて試し撮りを行うことで調整していきましょう。
基本敵意は常用最大ISO感度より数段階落としたISOに設定することがおすすめです。
ピント合わせのコツ
デジカメで当たり前になっているAF(オートフォーカス)。
自動的なピント合わせが可能ですが、実はカメラのオートフォーカスは暗い場所が苦手なんです。
つまり星空撮影を行う場合はオートフォーカスの使用は避けましょう。
手動でピントを合わせるMF(マニュアルフォーカス)を使用するようにします。
星空撮影の場合、ピント合わせのコツは「∞」までフォーカスリングを回してから調整すること。
「∞」まで回してから少しずつフォーカスを戻していきます。
この時もちろんファインダーを見ながら調整してもいいのですが、カメラの液晶画面で拡大表示ができるのであれば、そちらを利用するのがおすすめです。
カメラの昨日を有効利用して正確なピント合わせをしていきましょう。