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あなたの地元の風景写真がリジェクトされるポイント

散歩していて撮影した風景が写真販売サイトで売れたら嬉しいですよね。
気づいていない方も多いですが、ポイントを抑えればその何気ない日常が売れる写真になる可能性があります。
こちらではストック素材として写真販売サイトに掲載してもよい写真かどうか、惜しいけどはじかれる写真のポイントをご紹介しましょう。

■リジェクトされるポイント

●どの被写体がメインの写真か判断できない
神社の写真はそこにある建造物や参道だけでも味のある写真になります。
どれも画になるが故に、それぞれにピントが合って一つの作品になっている場合、どれがメインの被写体なのか判断ができかねます。
本殿を撮りたかったのか、狛犬なのか、灯籠なのか。
メインの被写体を決めてから構図を考えてみてください。
また、ビル群の素材も惜しいと思える作品が多々あります。
たくさんの建造物を前に、撮影者の意図が読めないのです。
街のランドマークである奥に見える高層ビルがメインなのか、手前にある緑地や柱など、その造形がメインなのか。
こちらもまずはメインの被写体を決めて、写真販売サイトの閲覧者が素材として使いやすい、すっきりとした構図になるよう撮影しましょう。
●その被写体と構図に合わないものが写り込んでいる
神社やお寺の写真で、インパクトのある赤い鳥居や本殿を撮影したときに写り込む人物に注意しましょう。
もちろん参拝者がお参りしているシーンであれば素材として問題ありません。
構図によってはプラスになるでしょう。
しかし、その場に合っていないくたびれたスーツ姿の男性が灯籠や狛犬のそばに座り込んでいるような場合はマイナスです。
個人が特定できない写真であったとしても、素材としては使いにくいでしょう。
●時間帯を変えれば使えた
騒がしい都会に佇む神社は、神聖な空間の中、静寂な時間を捉えた写真を撮影することができます。
しかし撮影時間を間違えると途端に惜しい写真になってしまうのです。
メインの被写体となる本殿が逆光になってしまう時間は避けた方が良いでしょう。
まず、一番撮りたいものが影になってしまいますし、「騒がしい都会」を表現したいはずなのに、背景のビル群が逆光で飛んでしまいます。
また、レンズやカメラ内に入った光が反射してフレアが生じるので、幻想的な雰囲気を狙っていないのであればマイナスです。

■リジェクトを減らすポイント

●メインの被写体を決める
神社であれば、本殿や狛犬など、メインの被写体を変えながら撮影しましょう。
同じ街中でバリエーションが増えて、写真販売サイトで閲覧数・販売数を増やす可能性があがります。
●時間や天候を考える
その被写体がどのような状況で撮れば活きてくるかを考えましょう。
街に佇む人も空もあなたの作品を演出する小道具。そして自然光もライティングなのです。
時間帯や天候によってひとつの建造物がいくつもの表情をみせるので、どのタイミングが一番か、たくさん写真を撮ってみましょう。
●使いやすい構図を考える
使いやすい素材として写真販売サイトに掲載するためには、構図の善し悪しが大切です。
いろいろな角度から撮影してみて、比較してみましょう。